養素

注意が必要な防腐剤について

キャットフードの賞味期限を延ばすために、多く商品には防腐剤が使用されています。
人間用の食品にも良く使用されている防腐剤ですが、ここではキャットフードを選ぶ時に注意が必要な防腐剤やその他の添加物について紹介します。

市販のキャットフードの多くには、賞味期限を延ばすための防腐剤や酸化防止剤の他にも、着色料や香料などの添加物が含まれています。
安価な商品にはたくさんの添加物が配合されていて、基本的に香料や着色料、保存料などはキャットフードには必要なモノではありません。

香料は猫の食いつきを良くするために使われていて、着色料は見た目を良くして、それを買う人間にアピールするために使用されるモノです。
しっかりと栄養を考えてつくられているモノであれば、香料や着色料などの添加物を入れなくても十分に猫の食いつきも良くなります。

防腐剤や酸化防止剤に関しては、長持ちさせることができる分値段も安価に設定でき、キャットフードを選ぶ飼い主さんたちもついつい選んでしまいますが、防腐剤や酸化防止剤は猫にとっては健康を害する可能性があるおすすめできない成分を含んでいるモノもあることは事実です。

防腐剤や酸化防止剤の中には発がん性が疑われるものもあり、人間が口にする食品への使用が禁止されているモノもあります。
人間が食べて危険なモノは、猫にとっても危険なことは間違いありません。
したがって大事な猫ちゃんへのキャットフードは、多少値段は高くなりますが安全な無添加のモノを選ぶことがおすすめです。

どうしても餌代が高くて添加物を含んだ商品を買わなければいけない場合は、中に配合されている成分をしっかり確認して、発がん性などが指摘されている成分が含まれていないモノを購入しましょう。

このように、防腐剤や酸化防止剤などの添加物は、健康に害を及ぼす成分が含まれるモノも多いので、できれば無添加のキャットフードを選ぶことをおすすめします。
予算の関係で添加物が配合している商品を選ぶ時には、危険性が指摘されている成分が入っていないモノを選びましょう。